第34期
斉川英里さん
米国インディアナ大学ブルーミントン校環境政策大学院
(東京大学工学部 化学生命工学科4年)
2003年8月~2005年8月
(東京大学工学部 化学生命工学科4年)
2003年8月~2005年8月
私は村田海外留学奨学会第34期生として、インディアナ大学ブルーミントン校に2年間留学させて頂きました。
インディアナ大学の環境政策大学院は、環境政策に重点を置きつつも、環境科学のコースも幅広く、工学部出身の私にとって、科学と政策のバランスが取れているという点で最適なプログラムでした。このように私にとって念願の分野横断的な修士課程プログラムにおいて、思う存分学問に励むことができたのは、村田海外留学奨学会のサポートのおかげです。
村田海外留学奨学会には、大学選びからサポートして頂いただけでなく、何か問題があるたびに、担当の方からとても丁寧に対応して頂きました。奨学会の試験や面接時にお世話になった方々とは今でもしばしば連絡をさせて頂いています。
村田海外留学奨学会よりもサポートの内容が厚く、そして制約条件等が一切ない奨学金を、私はいまだ知りません。学費および生活費を二年間頂けただけでなく、留学支度金そして、学会出席の際のサポート、さらにはインディアナでの学業を終え、プリンストンにて博士課程進学の際にも引越しの諸費用などにいたるまで、奨学会のお世話になりました。
今プリンストンのキャンパスで毎日、村田機械株式会社製のファクシミリを見るたびに、頂いたサポート、そして担当の方々とのメールでのやり取りを懐かしく思い返します。
奨学金という金銭面でのサポートのみでなく、日本人としての基本的な心構えをも示して下さった村田海外留学奨学会には、本当にお礼の言葉もありません。