2013年2月26日
村田ツール株式会社
村田ツール株式会社(本部:岐阜県美濃加茂市 社長:村田洋介)は、NCキー溝加工機「キーシータ KS10-e」 を開発。3月1日より販売を開始します。
当社独自のキーシータ方式は、高精度ガイドポストに沿ってカッターが上下運動し、下降時に切削を行い(引っ張り方式)ます。 またステップブッシュにより正確な芯出しが可能で、高精度かつ安定したキー溝切削を実現しています。
今回開発のKS10-eはキー溝幅最大50mmキー長さ500mmのKS5-eをベースに、最大キー溝幅を100mmキー長さ1000mmに拡大し、船舶用スクリューなど大型ワークのキー溝加工に対応しました。 キーシータ方式はテーブル上面にコラムなどの障害が一切ないため、ブローチ盤に比べてスクリューなどの外径の大きな物の加工が容易です。またストロークの範囲内なら複数のワークを積み重ねての同時加工も可能です。
シンプルで安定した加工性能を持つキーシータシリーズは、昭和37年(1962年)に村田機械より発売されて以来、累計3000台以上の納入実績があり、2006年(平成18年)より、村田ツールにて製造販売を行っています。
《主な仕様》
《主な仕様》