独走的な創意で生み出された磁気誘導と位相検出方式による 検出原理ムラテックの磁気誘導式センサ、変換回路部と、一次巻線コイル、二次巻線コイル、およびコイル内を移動する磁性体から構成されます。
ムラテックのノウハウをベースにしたビルトイン・センサシステムが アブソリュート出力のセンサで小型化を実現 磁気誘導式センサは、シンプルな磁気誘導方式のセンサ構造と独自の検出方式の採用によりアブソリュート検出とともに小型化を実現しました。また、アブソリュートのピッチをカウントする事により、長尺検出に対応します。 優れた繰返し性 磁気誘導式センサは機械的な変位を信号間の位相差(時間)に変換し、その時間を計測することによって変位や位置を検出します。これにより、優れた繰返し性を実現します。 高精度・高分解能 磁気誘導式センサは、検出部の機械的な変位量(1アブソリュート長、角度)を変換部で位相シフト量2πラジアンに一致させ、その位相シフト量(時間)を16bit=65536分割して超高分解能を得ています。 温度ドリフトを最小限に抑制 磁気誘導式センサは、電磁コイルで構成されています。温度ドリフトはその巻線の温度による抵抗値変化に起因するものですが、磁気誘導式センサは変換部内で、温度ドリフト量を演算してキャンセル。温度ドリフトを最小限に抑えることができます。 悪環境下に強い 磁気誘導式センサの検出部は、電磁コイルのみで構成されているため、振動や衝撃に強く、油・塵埃・温度などへの耐環境性にも優れています。変換部を環境による影響の少ない遠隔スペースに設置するといったことも可能です。 メンテナンスフリー 磁気誘導式センサは完全非接触検出のため、メンテナンスフリー。汚れの影響を受けにくい構造の実現により、あらゆる環境下でその性能を十分に発揮します。 |