MFX-C7360N/C7300N/C7250N,MFX-C7360/C7300/C7250
ファクス受信文書を本機のボックスや、コンピューターのフォルダ・メールへ転送するには幾通りかの設定方法があります。
ここでは、「本機のボックスに保存」、「フォルダー・メールなどへ転送」の2パターンについて説明します。
その他の設定は取扱説明書を参照してください。
オプションのInformationServerに関してはインフォメーションまでお問合せください。
フォルダーやメール宛先へ転送する(転送ファクス設定)
ファクス文書をフォルダーやメールへ転送する場合の設定です。
Step1:転送先を登録する
転送先の宛先(フォルダー・メール)を事前に登録する必要があります。
既に登録されている場合はStep2に進んでください。
▼宛先登録
- フォルダに転送:コンピューターのフォルダーにスキャンするを参考にして、共有フォルダ作成とSMB宛先登録をおこなってください。
- メールに転送:メール環境の設定を参考にして、メール環境とメール宛先を設定してください。
- 複数の宛先を指定する場合は、メニューキーを押し、[設定メニュー]-[宛先/ ボックス登録]-[ファクス/ スキャン宛先登録]-[グループ宛先] を押して、複数の宛先をまとめてグループ登録します。
Step2:本機にて転送FAX設定をおこなう
本機にて機能を有効化します。
▼手順
- [設定メニュー]-[管理者]の[ファクス設定]-[機能設定]-[受信データ処理設定]で、[転送ファクス設定]を選び、[OK]をクリックします。
([管理者]の項目が表示されない場合は、実行中のジョブがありますので、完了後にお試しください。) - [ファクス設定選択]で、G3ファクスの[編集]をクリックします。
- [転送ファクス設定]で、次の設定をします。
設定 説明 [転送ファクス設定] 転送ファクス機能を使う場合は、オンにします(初期値:オフ)。 [出力機能] 受信したファクスを転送するときに、本機で印刷するかどうかを選びます(初期値:[常時印刷])。
[常時印刷]:転送すると同時に、本機でも印刷します。
[不達時のみ印刷]:正常に転送できなかった場合だけ、本機で印刷します。[転送先] 受信したファクスの転送先を指定します。
[短縮宛先から選択]:本機に登録されている短縮宛先に転送します。
[グループ宛先から選択]:本機に登録されているグループ宛先に転送します。
[ボックス番号から選択]:本機に登録されているボックスに転送します。
[宛先を直接指定する]:入力したファクス番号に転送します。[回線指定] 複数の回線をお使いの場合は、送信に使う回線を選びます(初期値:[指定なし])。[指定なし]を選ぶと、空いている回線を使って送信します。 [ファイル形式] ファクスを転送するときの、ファイル形式を選びます(初期値:[PDF])。 [ページ設定] 受信したファクスが複数ページあるときに、ファイルにするページ単位を選びます(初期値:[ページ一括])。
[ページ一括]:すべてのページを1つのファイルに変換します。
[ページ分割]:ページごとにファイルに変換します。[E-Mailへの添付方法] 転送先がメールアドレスで、[ページ設定]を[ページ分割]に設定したときの、添付のしかたを選びます(初期値:[全ファイル一括添付])。
[全ファイル一括添付]:すべてのファイルを1通のE-mailに添付します。
[1メール1ファイル]:ファイルごとに1通のE-mailを送信します。 - すべて設定後にOKを押して画面を閉じます。
設定は以上です。実際に転送されるかテストしてください。
管理者パスワードは、管理者の方へ確認いただくか取扱説明書をご確認ください。
本機のボックスに保存する(PC-FAX受信)
受信文書を本機のボックス内に保存して、コンピューターから確認できます。
Step1:ボックス保存の設定をする
- [設定メニュー]-[管理者]-[ファクス設定]-[機能設定]-[受信データ処理設定]で、[PC-FAX受信設定]を選び、[OK]をクリックします。
表示が出ない場合は、転送ファクス、強制メモリー受信、TSI 受信振分け のいずれかが使用中でないか確認してください。それら機能の同時使用は出来ません。 - [PC-FAX受信設定]で、次の設定をします。
設定 説明 [PC-FAX受信設定] PC-FAX受信機能を使う場合は、[許可する]を選びます(初期値:[許可しない])。
ダイアルインをお使いの場合は、[ダイアルインのみ]が選べます。[ダイアルインのみ]を選ぶと、ダイアルインのPC-FAX番号で受信したときだけPC-FAX受信するように設定できます。[受信出力先] 受信したファクスの保存先を、[強制メモリ受信ボックス]または[指定ボックス](Fコード(SUBアドレス)で指定したボックス)から選びます(初期値:[強制メモリ受信ボックス])。 [受信後印刷] 受信したあとに本機で印刷する場合は、オンにします(初期値:オン)。 [パスワードチェック] [受信出力先]で[指定ボックス]を選んだ場合に、通信パスワード(送信ID)を確認する場合は、オンにします(初期値:オフ)。 - すべての設定後[OK]で終了します。
管理者パスワードは、管理者の方へ確認いただくか取扱説明書をご確認ください。
Step2:受信文書を確認する
文書の確認は、クラシックスタイルの画面から以下の操作をおこないます。
- クラシックスタイルのトップメニューで[ボックス]をタップします。
- [システム]-[強制メモリー受信]をタップします。
- パスワードを入力し、[OK]をタップします。(設定されていない場合はそのままOKで進みます)
- 文書一覧が表示されます。印刷する場合は、印刷したいファクスを選び、[印刷実行]をタップします。
ファクスを印刷すると、自動的に削除されます。
補足:
ボックスオペレーターというユーティリティを使用して、コンピューターへ文書を取り込みも出来ます。
ボックスオペレーターは、ダウンロード(ユーティリティ) のページよりダウンロードのうえインストールしてください。
インストール後に機器の登録をおこない、オプションから「強制メモリ受信BOXを表示」に設定していただくと受信文書が確認できます。