IPB-8550/8350/8050
ファイルを削除するとファイルがInformationGuard EXのごみ箱へ移動します。
フォルダーを削除するとフォルダーに保存されているファイルのみがInformationGuard EX のごみ箱へ移動します。
ごみ箱から復元する
削除したファイルをInformationGuard EX のごみ箱から復元します。
初期設定では、削除したファイルをInformationGuard EX のごみ箱から復元できるように設定されています。
以下のように設定を変更した場合や、ファイルの条件によっては、削除したファイルを復元できません。
・ 共有フォルダー、クラウドフォルダーの各詳細設定で 「ごみ箱を使用する(Web、SMB/CIFS のみ)」にチェックがない場合
・ ファイルのプロパティーでファイルの削除予定日を設定した場合で、すでに保存期間が過ぎているとき
・ ごみ箱の保存期限を設定した場合で、すでにごみ箱の保存期間が過ぎているとき
・ ファイルの容量が 100MB 以上ある場合
・「 ~ $」の文字列で始まるファイル名の場合
・ ファイルの拡張子が「.tmp」の場合
・ ごみ箱の管理の設定で、削除されたファイルを復元する権限がない場合
- InformationGuard EX にWebブラウザーからアクセスします。
*管理者グループ(”admin”)に所属するユーザーとしてログインしてください。 - 「データ管理」にある「ファイル管理」をクリックします。
- 「ごみ箱」をクリックします。
- 復元するファイルにチェックを入れます。
- [元に戻す]をクリックします。
- 確認メッセージが表示されるので[OK]をクリックします。
バックアップしたフォルダーやファイルを復元する(リストア)
事前にバックアップ設定をおこなっている場合に限り、
誤ってInformationGuard EX に保存されていたデータを削除してしまった場合などに、バックアップされているフォルダーやファイルを復元(リストア)させることができます。
ごみ箱にも削除したファイルが存在しない場合におこなう作業になります。
項目 | 説明 |
---|---|
リストア対象 | |
現在のファイルからリストアする世代を選択する | 「現在のファイルからリストアする世代を選択する」を選択すると、フォルダーやファイルを指定して、どの世代に復元(リストア)するのか選択できます。 |
バックアップされたデータからリストアするファイルを選択する | 「バックアップされたデータからリストアするファイルを選択する」を選択すると、バックアップ世代からどのファイルやフォルダーを復元(リストア)するのか選択できます。 |
世代一覧 | 機器設定>機器管理設定>バックアップ設定で設定したバックアップ元にリストア対象のフォルダーやファイルが含まれる場合、設定されたスケジュールによりバックアップされた結果の一覧が表示されます。 |
リストア先 | |
バックアップと同じ場所にリストアする | 「バックアップと同じ場所にリストアする」を選択すると、フォルダーやファイルがバックアップを取ったときにあったフォルダーにリストアされます。 |
リストア先を選択する | 「リストア先を選択する」を選択した場合は、[参照]をクリックしてリストア先のフォルダーを指定します。 |
オプション | |
リストア先にリストア元のファイルを上書きコピーする | バックアップされているフォルダーやファイルで、現在のフォルダーやファイルを上書きコピーします。 |
サブフォルダーも含める | フォルダーをリストアする場合で、この項目にチェックを入れたときは、対象のフォルダーにあるサブフォルダーのデータもリストアできます。 |
リストア先データをリネーム保存した後、リストア元のデータを全てコピーする | 現在のフォルダーやファイルは、名前の後ろに「_current」を付けた名前に変更されます。 その上で、バックアップされているフォルダーやファイルがリストアされます。 |
リストア先を消去した後、リストア元のデータを全てコピーする | 現在のフォルダーやファイルは、すべて消去されます。 その上で、バックアップされているフォルダーやファイルがリストアされます。 |
リストアしたいフォルダーやファイルが決まっている場合は、そのフォルダーやファイルを指定してリストアするバックアップ世代を選択します。
- InformationGuard EX にWebブラウザーからアクセスします。
- 「データ管理」メニューにある[ファイル管理]をクリックします。
- 復旧させたいファイルにチェックを入れます。
バックアップしたすべてのデータを復旧させたい場合は、フォルダーやファイルを選択せずに[プロパティー]をクリックします。手順5に進みます。 - [プロパティー]をクリックします。
- [リストア設定]をクリックします。
- 「現在のファイルからリストアする世代を選択する」にチェックを入れます。
- リストアする世代を選択します。
- リストア先を選択します。
「バックアップと同じ場所にリストアする」または「リストア先を選択する」にチェックを入れます。
「リストア先を選択する」にチェックを入れた場合は、[参照]をクリックしてリストア先を選択します。 - 必要に応じて「オプション」を設定します。
- [リストア開始]をクリックします。
- 確認画面が表示されますので、リストアする内容を確認して[OK]をクリックします。
削除したファイルを復旧するなど、バックアップデータからファイルを選択してリストアします。
- InformationGuard EX にWebブラウザーからアクセスします。
- 「データ管理」メニューにある「ファイル管理」をクリックします。
- 復旧させたいフォルダーやファイルが保存されているフォルダーにチェックを入れます。
- [プロパティー]をクリックします。
- [リストア設定]をクリックします。
- 「バックアップされたデータからリストアするファイルを選択する」にチェックを入れます。
- リストアする世代を選択します。
- [参照]をクリックして、リストアするフォルダーまたはファイルを選択します。
- リストア先を選択します。
「バックアップと同じ場所にリストアする」または「リストア先を選択する」にチェックを入れます。
「リストア先を選択する」にチェックを入れた場合は、[参照]をクリックしてリストア先を選択します。 - 必要に応じて「オプション」を設定します。
- [リストア開始]をクリックします。
- 確認画面が表示されますので、リストアする内容を確認して[OK]をクリックします。
*詳細は取扱説明書にも記載がございます。
取扱説明書のダウンロードはこちらからおこなえます。