MFX-C2860/C2260シリーズ
ファクス受信文書を本機のボックスや、コンピューターのフォルダ・メールへ転送するには幾通りかの設定方法があります。
ここでは、「本機のボックスに保存」、「フォルダー・メールなどへ転送」の2パターンについて説明します。
その他の設定は取扱説明書を参照してください。
オプションのInformationServerに関してはインフォメーションまでお問合せください。
フォルダーやメール宛先へ転送する(転送ファクス設定)
ファクス文書をフォルダーやメールへ転送する場合の設定です。
Step1:転送先を登録する
転送先の宛先(フォルダー・メール)を事前に登録する必要があります。
既に登録されている場合はStep2に進んでください。
▼宛先登録
- フォルダに転送:コンピューターのフォルダーにスキャンするを参考にして、共有フォルダ作成とSMB宛先登録をおこなってください。
- メールに転送:メール環境の設定を参考にして、メール環境とメール宛先を設定してください。
- 複数の宛先を指定する場合は、メニューキーを押し、[設定メニュー]-[宛先/ ボックス登録]-[ファクス/ スキャン宛先登録]-[グループ宛先] を押して、複数の宛先をまとめてグループ登録します。
Step2:本機にて転送FAX設定をおこなう
本機にて機能を有効化します。
▼手順
- メニューキーを押し、[設定メニュー]-[管理者設定]-[ファクス設定]-[機能設定]を表示させます。(管理者設定]の項目が表示されない場合は、実行中のジョブがありますので、完了後にお試しください。)
- 「5.転送ファクス設定」をタップします。(「5.転送ファクス設定」 が表示されない場合は、転送ファクス、強制メモリー受信、TSI 受信振分けのいずれかが使用中でないか確認してください。それら機能の同時使用は出来ません。)
- 「する」を選択し、「登録宛先から指定」を押します。
- step1で登録した短縮宛先か、グループ宛先を選択してOKを押します。(宛先選択後に、ファイル形式をタップすると転送する形式を選べます。)
- 出力機能を選択します。
- 常時印刷: 全ての受信を印字します。
- 不達時のみ印刷: フォルダ・メールに転送できない場合に印字します。
- すべて設定後にOKを押して画面を閉じます。
設定は以上です。実際に転送されるかテストしてください。
管理者パスワードは、管理者の方へ確認いただくか取扱説明書をご確認ください。
本機のボックスに保存する(PC-FAX受信)
受信文書を本機のボックス内に保存して、コンピューターから確認できます。
Step1:ボックス保存の設定をする
- メニューキーを押し、[設定メニュー]-[管理者設定]-[ファクス設定]-[機能設定]を表示させます。「9.PC-FAX受信設定」をタップします。
表示が出ない場合は、転送ファクス、強制メモリー受信、TSI 受信振分け のいずれかが使用中でないか確認してください。それら機能の同時使用は出来ません。 - 許可するを選択し、各種設定をします。
受信出力先は「強制メモリー受信ボックス」を指定します。(最大500通信)
最後にOKをタップして閉じます。
管理者パスワードは、管理者の方へ確認いただくか取扱説明書をご確認ください。
Step2:受信文書を確認する
- 文書の確認は、メニューキーを押し[ボックス]をタップから、[システム]-[強制メモリー受信]をタップして確認できます。詳細につきましては、ユーザーズガイドボックス機能編をご確認ください。
- ボックスオペレーターというユーティリティを使用して、コンピューターへ文書を取り込みも出来ます。ボックスオペレーターは、ダウンロード(ユーティリティ) のページよりダウンロードのうえインストールしてください。
インストール後に機器の登録をおこない、オプションから「強制メモリ受信BOXを表示」に設定していただくと受信文書が確認できます。