MFX-C3690/C3090/C2590シリーズ
スキャナとして利用する場合は以下のパターンがあります。
ご利用したい方法を選択してください。
コンピューターのフォルダーにスキャンする
お使いのコンピューターのフォルダーへ直接スキャンを取り込む方法です。
以下のステップに沿って設定してください。
(注)パスワード保護共有を有効にてご利用されている方は、インフォメーションセンターまでお問合せください。
まずはお使いのコンピューターに共有フォルダーを作成する必要があります。
以下のページに沿って設定をおこなってください。
Step1でパソコン設定が終わりましたら、複合機へスキャン宛先を登録します。
- メニューキーを押し、[設定メニュー]-[宛先/ ボックス登録]-[ファクス/ スキャン宛先登録]-[短縮宛先( 共有)]-[ファイル送信(SMB)]-[新規登録]の順にタップします。
- 最初のページで登録名、ふりがな等入力します。 この設定名が複合機の宛先選択の際の名前になります。
- 次のページで、Windowsでローカルアカウントがある場合、及びmacOSの場合はユーザーID・パスワードを入力します。(コンピューターへのログインIDとパスワードになります)
- 更に次のページで、フォルダへのパスを設定します。 設定方法は以下を参考にしてください。
- ・まず、共有フォルダのネットワークパスをメモします。共有フォルダを右クリックからプロパティを開いた中で、共有タブに「¥¥~」から始まる「ネットワークパス」がありますのでメモします。
- ・[ホストアドレス]には、PC名もしくはPCのIPアドレスを入力します。
- ・[ファイルパス]には、フォルダまでのパスを入力します。
- ・ たとえば、コンピューター上の共有フォルダのネットワークパスが「¥¥pc01¥scan」の場合:ホストアドレスは「pc01」 ファイルパスは「scan」(フォルダ名のみ) となります。また、参照ボタンにて参照することも可能です。
- すべて入力が終わりましたらOKを順に押して画面を閉じます。
複合機で実際にスキャン操作します。
- 原稿をセットして、[ファクス/ スキャン]をタップします。
- 登録したSMB宛先を指定します。(直接入力から、送信先のコンピューター名やユーザー名、フォルダー名を指定することも可能です)
- スタートを押します。
以上で操作は終了です。文書が入っているか確認してください。
本機のボックスへスキャンした画像を取り込む(SMBファイル共有)
SMBファイル共有は、本機をSMBサーバーとして動作させ、本機の共有ボックス内のファイルをネットワーク上で共有する機能です。
共有ボックスを介してSMBフォルダーに保存されたファイルは、コンピューターからネットワーク上のSMBフォルダーにアクセスして簡単に取出すことができます。
以下の手順でご利用できます。
ボックスをSMB利用するための設定です。初回利用時にのみ設定が必要です。すでに設定が完了している場合はStep2.「ボックスを作成する」へお進みください。
- [設定メニュー]→[管理者設定]→[ネットワーク設定]→[SMB設定]→[SMBサーバー設定]-[使用する]の順に進んでいき、[SMBファイル共有設定]を[使用する]にします。
- [設定メニュー]→[管理者設定 ]→[ 環境設定 ]→ [ボックス設定 ]-[ (次画面)SMBフォルダ内文書削除時間設定]にて削除時間を選択し[OK]を押し終了します。自動削除を希望されない場合は設定は[オフ]へ変更して下さい。
管理者パスワードは、管理者の方へ確認いただくか取扱説明書をご確認ください。
SMBフォルダ内文書削除時間設定とは?
・共有ボックスを介しSMBフォルダーにファイルを保存した日時から自動削除するまでの時間を設定できます(初期:1日)。
スキャンで利用するためのボックスを作成します。
- [設定メニュー]-[宛先/ボックス登録]-[ボックス登録]-[共有/個人ボックス]-[新規登録]の順に押します。
・ボックス登録の表示がない場合、[設定メニュー]→[管理者設定]→[宛先/ボックス登録]-[ボックス登録]より設定します。管理者パスワードは、管理者の方へ確認いただくか取扱説明書をご確認ください。 - ボックス名、検索文字、パスワードなどを入力してください。次のページ進み、[SMBフォルダーへの文書自動登録]を[使用する]にし[ボックス内文書削除時間]を設定し[OK]を押します。初期値は[1日]です。ボックスににファイルを残す場合は、[削除しない]を選びます
Windows 11 24H2アップデート以降、パソコンのボックスを開く際に資格情報が求められます。パスワードの入力を推奨します
ボックス内文書削除時間とは?
ボックスにファイルを保存した日時、または最後に印刷、送信した日時から、自動的に削除するまでの時間を設定します。ボックスはおよそ200文書で満杯になる為、こまめな削除を推奨しています。 - ボックスの作成は以上です。
ファクス/スキャン画面からボックス宛先を選択でき、SMBスキャンと同様の操作が可能になります。
※Step2の設定だけでもボックス画面から文書を保存することは可能です。設定されない場合はStep4へお進みください。
1.[設定メニュー]-[宛先/ボックス登録]-[ファクス/スキャン宛先登録]-[ボックス保存]-[新規登録]を押します。
2.登録名・ふりがな・検索文字を登録し↓にて2ページ目のボックスをタッチします。STEP2で作成したボックスを選択しOKを押します。再度OKを押し終了します。
複合機へ文書を保存します。
・Step3の設定を完了している場合
- [ファクス/スキャン]の画面より登録したボックス名をタッチします
- スタートをタップしスキャンします
・ボックス画面からスキャンする場合
- 原稿をセットして、[メニューキー]-[ボックス]をタップします。
- 保存するボックスを選び、[保存]をタップします。 個人ボックスやグループボックスを使う場合は、[個人]または[グループ]をタップしてから、目的のボックスを選びます。
- 必要に応じて、スキャン送信のオプション設定をします。
- スタートをタップします。保存が開始されます。
▼Windowsの場合
- スタートを右クリックし、「ファイル名を指定して実行」を開きます。
- 入力欄に、「¥¥192.168.1.100」のように、「¥¥複合機のIPアドレス」を入力してOKを押します。
・複合機のIPアドレスは、[設定メニュー]-[装置情報表示]にて確認できます。 - 作成したボックスが共有フォルダーとして表示されますので、文書が入っているか確認します。
- 操作は以上です。必要に応じてショートカットなど作成します。
資格情報の入力を求められた場合
資格情報に登録する内容
ユーザー名:ボックスの番号(例:000000001の場合1と入力)
パスワード:「Step2:ボックスを作成する」で登録したパスワード
資格情報を記録するにチェックを入れてOKを押し、ボックスが開くか確認します。
Windows11のアップデート後にボックスが開かなくなった場合、以下の内容をお試しください。
Windows11(24H2)にアップデート後ボックスが開かない
▼macOSの場合
- Finderメニューバーが表示されている状態で、「移動」 → 「サーバへ接続」を選択します
- 「サーバへ接続」ウィザードが開いたら、「サーバアドレス」の欄に、”smb://複合機のIPアドレス”と入力し、「接続」をクリックします。
例:”smb://192.168.0.203″など。 - ログイン情報の入力を求められますので、ゲストを選択して「接続」をクリックします。
- 接続するドライブの選択を求められるので、共有ボックスを選択して「OK」をクリックします
- デスクトップにボックスへのショートカットが追加されているので、ここをクリックすれば共有ボックスにアクセス可能になっています
- 操作は以上です
本機のボックスへスキャンした画像を取り込む (BoxOperator使用)
機械内部のボックスへスキャンにて、コンピューターから抜き出すスキャン方法です。
以下の手順でご利用できます。
メニューキーを押し、[設定メニュー]-[宛先/ ボックス登録]-[ボックス登録]-[共有/ 個人ボックス]-[新規登録]をタップします。
作成できるボックスは最大1000 個です。
複合機へ文書を保存します。
- 原稿をセットして、メニューキー→[ボックス]をタップします。
- 保存するボックスを選び、[保存]をタップします。 個人ボックスやグループボックスを使う場合は、[個人]または[グループ]をタップしてから、目的のボックスを選びます。
- 必要に応じて、スキャン送信のオプション設定をします。
- スタートをタップします。保存が開始されます。
-
- 1つのボックスに保存できるファイルは最大200件です。
- すべてのボックスで保存できるのは最大10000ページです。
- すべてのボックスで保存できるファイルは最大3000 件です。
- ボックスに保存したファイルは、利用しないまま一定期間が経過すると、ボックスに設定されている[ボックス内文書削除時間]に従って自動的に削除されます(初期値:[1日])。
ボックスオペレーターというユーティリティを使用して、コンピューターへ文書を取り込みます。
ボックスオペレーターは、ダウンロード(ユーティリティ) のページよりダウンロードのうえインストールしてください。
▼ ボックスオペレーターへ装置を登録する
- インストール後など初めてBoxOperatorを使用するには、デスクトップ上のアイコンをクリックするか、スタート→MFP Utility→Box Operator3→BoxOperatorで開きます。
- 初めての場合は、装置登録を聞いてくるので[装置の登録]をクリックします。([Alt]キーを押して、[Box Operator]→「装置の登録」でも表示できます)
- 装置登録画面から、「新規登録」をクリックします。
- 「装置の検索」をクリックします。
- 検索で出てきた装置で登録したいものを選択し、[OK]をクリックします。
- 登録名が入力されたら(もしくは手動追記した場合)最後にOKを押します。
- 機械の登録が完了したらアイコンが表示されます。
▼ ボックスオペレーターを操作する
- 上記で登録された装置をダブルクリックします。
- 登録されているボックスが表示されますので、開きたいボックス名をダブルクリックします。
- ボックスが開いたら入っている文書が表示されます。ダブルクリックなどで閲覧操作ができます。
macOSでは、WEBブラウザで接続してボックス内文書を操作します。
- WEBブラウザを立ち上げて、機器のIPアドレスを入力します。
機器のIPアドレスは、「メニュー」キーを押し、操作パネルの[設定メニュー]-[装置情報表示]で確認できます。 - ボックス→ボックスを開くを選択します。
- ボックスリストから開きたいボックスの名前をクリックします。
- ダウンロードしたファイルにチェックを入れ、ダウンロードをクリックします。
- 保存場所とファイル名を設定して、[保存]をクリックします。
スキャンしたものをメールで送信する
スキャン文書をメールへ添付して送信する方法です。
以下の手順に沿っておこないます。
スキャン文書を直接メールで送信する場合は、複合機にメール設定をおこなう必要があります。
設定されていない場合は、 メール設定 ページを参照して設定してください。
複合機へメール送信先の宛先を登録します。
- メニューキーを押し、[設定メニュー]-[宛先/ ボックス登録]-[ファクス/ スキャン宛先登録]-[短縮宛先( 共有)]-[E-mail 送信]-[新規登録]をタップします。
- 宛先情報(メールアドレスなど)を入力し、[OK]をタップします。
複合機で実際にメール送信をおこないます。
- 原稿をセットして、[ファクス/ スキャン]をタップします。
- 登録したEmail宛先を指定します。(直接入力から指定することも可能です)
- スタートを押します。
以上で操作は終了です。送信が完了して、メールが届いていることを確認します。