メール環境の設定

 

MFX-C7360N/C7300N/C7250N,MFX-C7360/C7300/C7250

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複合機からスキャン文書を直接メールで送る場合や、FAX文書をメールへ転送する場合は、事前にメール環境の構築を複合機におこなう必要があります。

以下の設定を確認のうえ設定してください。

(重要) 事前に準備いただくもの

事前に、複合機に設定するメールアカウント情報を準備していただく必要があります。

プロバイダメールをご利用されている場合は、プロバイダへお問合せいただくことで確認できます。

  • ・メールアドレス
  • ・SMTPサーバーアドレス
  • ・SMTP認証の有無
  • ・SMTP認証アカウントID・パスワード
  • ・SMTP暗号化の方式(SSL、TLS)
  • ・SMTPポート番号(587・465等)

上記情報が分からない場合は機器への設定が出来ませんので事前に準備をお願いいたします。

Step1:デフォルトゲートウェイ・DNSサーバーを設定する

メール送信をおこなうためには、IPアドレスのほかにDNSサーバー、デフォルトゲートウェイの設定が必要です。

お客様のネットワーク環境に合わせて、複合機に設定します。
DNSサーバー、ゲートウェイは、お使いコンピューターにて確認可能です。
OSによって確認操作が異なりますので、インターネットなどでご確認ください。

▼複合機での設定

  1. [設定メニュー]-[管理者]-[ネットワーク]-[TCP/IP設定1]をタップします。
  2. [IPv4]にて「デフォルトゲートウェイ」を設定します。
  3. 下にスクロールした箇所の、[DNSサーバー設定(IPv4)]にてDNSサーバーを設定します。
    [自動取得]はオフにして、優先DNSサーバーへ入力します。
  4. 最後に[OK]をタップします。

*既に入力されているIPv4アドレスおよびサブネットマスクは編集不要です。

以上で終了です。

管理者パスワードは、管理者の方へ確認いただくか取扱説明書をご確認ください。
Step2:メール送信設定をおこなう(本機の操作)

事前準備で確認した情報をお手元に用意します。

 

  1. [設定メニュー]-[管理者]-[ネットワーク]-[E-mail設定]-[E-mail送信(SMTP)]とタップします。
  2. サーバー情報を元に以下の各種設定をおこない、設定後に[OK]を押します。
    設定 説明
    [E-mail送信設定] 本機からE-mailを送信する場合は、オンにします(初期値:オン)。
    [E-mail送信] E-mail送信機能を使う場合は、オンにします(初期値:オン)。
    スキャンした原稿データをE-mailの添付ファイルとして送信できます。
    [E-mail通知機能] E-mail通知機能を使う場合は、オンにします(初期値:オン)。通常はオフで問題ありません。
    [トータルカウンター通知機能] *編集不要
    [SMTPサーバーアドレス] メールサーバー(SMTP)のアドレスを入力します。次のいずれかのフォーマットで入力します。
    ホスト名の入力例:「host.example.com」
    IPアドレス(IPv4)の入力例:「192.168.1.1」
    [ポート番号] 必要に応じて、メールサーバー(SMTP)のポート番号を変更します(初期値:[25])。
    [接続タイムアウト] *編集不要
    [サーバー負荷軽減送信方法] *編集不要

    [詳細設定]欄の以下も合わせて設定します。

    設定 説明
    [SMTP認証] SMTP認証を使う場合は、オンにします(初期値:オフ)。
    [SMTP認証方式設定] SMTP認証で使用する認証方式をオンにします。
    [ユーザーID] SMTP認証で使用するユーザーIDを入力します(全角/半角64文字以内)。
    [パスワード] SMTP認証で使用するパスワードを入力します(”を除く半角64文字以内)。
    [ドメイン名] SMTP認証で使用する認証方式がDigest-MD5の場合、ドメイン名(realm)を入力します(半角253文字以内)。
    [認証設定] SMTP認証と本機のユーザー認証を連動させるかどうかを選びます(初期値:[設定値を使用])。本機でユーザー認証を導入している場合に設定します。
  3. 続けて、[設定メニュー]-[管理者]-[環境設定]-[本体登録]にて、以下を設定のうえ[OK]をタップします。
    • 「管理者登録」欄の[E-mailアドレス]に本機のメールアドレスを入力します。(ここで入力したメールアドレスが、本機から送信するE-mailの発信元アドレス(Fromアドレス)となります。)
    • 「本体アドレス登録」欄の[E-mailアドレス]にも本機のメールアドレスを入力します。
    • 「本体アドレス登録」欄の[装置名称]はFrom名を入力します。

設定は以上です。

管理者パスワードは、管理者の方へ確認いただくか取扱説明書をご確認ください。
参考:メール宛先を登録する

以下に従ってメール宛先を登録できます。

 

  1. [設定メニュー]-[ユーティリティ]-[宛先登録]-[短縮宛先]-[E-mail宛先]とタップします。
  2. 新しく宛先を登録するときは、[新規登録]で次の設定をします。
    登録済みの宛先を編集/削除するときは、宛先一覧で編集/削除する宛先を指定してから、[編集]/[削除]を選びます。

    設定 説明
    [登録No.] 宛先の登録番号です。[空き番号を使う]は、空いている小さい数字から自動的に登録されます。番号を指定したいときは、[直接入力する]を選び、番号を入力します。
    [登録名称] 宛先の名前を入力します(半角24文字/全角12文字以内)。
    [登録名ふりがな] 登録名称のふりがなを入力します(半角24文字/全角ひらがな12文字以内)。
    [検索文字] 宛先を登録名称で検索するための文字を選びます。
    よく送信する宛先は、[常用(よく使う宛先)]にチェックをつけます。宛先選択画面に初期表示されるため、宛先の指定が簡単になります。
    [E-mail宛先] 宛先のメールアドレスを入力します(スペースを除く半角320文字以内)。
  3. 完了したら最後にOKを押して、画面を閉じます。
オプション:メール受信設定をおこなう

通常、メール送信のみのご利用の場合は、SMTPの設定のみでご利用頂けますが、
複合機でメールの受信も行う場合は以下の設定もおこなってください。

  1. 事前準備のメール情報にて、「POP3サーバー」「POPアカウントID・パスワード」を用意します。
  2. 本機にて、[設定メニュー]-[管理者]-[ネットワーク]-[E-mail設定]-[E-mail 受信(POP)]とタップします。
  3. 以下の設定箇所を入力後、[OK]を押します。
    設定 説明
    [E-mail受信設定] 本機でE-mailを受信する場合は、オンにします(初期値:オン)。
    [POPサーバーアドレス] メールサーバー(POP)のアドレスを入力します。次のいずれかのフォーマットで入力します。
    ホスト名の入力例:「host.example.com」
    IPアドレス(IPv4)の入力例:「192.168.1.1」
    [ログイン名] POP認証で使用するログイン名を入力します(半角63文字以内)。
    [パスワード] POP認証で使用するパスワードを入力します(半角15文字以内)。
    [APOP認証] APOP認証を使う場合は、オンにします(初期値:オフ)。
    [接続タイムアウト] 必要に応じて、メールサーバー(POP)との通信のタイムアウト時間を変更します(初期値:[30]秒)。
    [ポート番号] 必要に応じて、メールサーバー(POP)のポート番号を変更します(初期値:[110])。
    [SSL使用設定] SSLで通信する場合は、オンにします(初期値:オフ)。
    [証明書検証強度設定] SSLで通信するときに証明書の検証を行う場合は、検証する項目を選びます。
    [自動到着チェック] メールサーバー(POP)に定期的に接続してE-mailの到着チェックを行う場合は、オンにします(初期値:オン)。
管理者パスワードは、管理者の方へ確認いただくか取扱説明書をご確認ください。

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