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2024年05月09日
第5回Edgecrossアワードにおいて「大賞」を受賞
このたび村田機械株式会社は、一般社団法人Edgecrossコンソーシアムが主催する「第5回Edgecrossアワード」において「大賞」を受賞いたしました。
「Edgecross」とは、FAとITの協調を実現するエッジコンピューティング領域のオープンなソフトウェアプラットフォームです。その普及促進を目的に、多岐にわたる産業の枠を超え企業や団体が参画して活動するEdgecrossコンソーシアムに、当社も会員として名を連ねています。
「Edgecrossアワード」はEdgecrossの普及促進を通じてスマート工場化の実現に寄与した企業・団体を表彰する制度で、今年で5回目を数えます。中でも「大賞」は、各賞に推挙された中から最もEdgecrossの普及に貢献した導入事例や製品を公開または開発した会員に贈られる賞です。
当社では、自社で開発しグループ内工場で運用しているクラウド型製造実行システム「Information Organizer」をEdgecrossと連携させ、工場設備から収集した電力消費データを集約して工程やロットごとにCO2排出量を可視化する活用モデルを去る1月に開催された「第8回スマート工場EXPO」に展示。カーボンニュートラル実現に向けた提案への尽力に対して評価をいただき、今回の受賞に至りました。
今後はさらに、収集情報を活かしてCO2排出量を抑制する生産計画の立案や設備の省エネ運転を実現するシステムなど、カーボンニュートラル実現に貢献するソリューションの開発に引き続き注力してまいります。
■Edgecrossコンソーシアムからのコメント
この度はEdgecrossアワードの大賞、受賞おめでとうございます。
製造業のスマートファクトリー化に向けて、製造実行システムは生産性向上・品質向上のみならず、CO2排出量の可視化・削減に向けた重要なIT基盤として位置づけられています。
村田機械株式会社様はカーボンニュートラル構築WGの活動において、同社の製造実行システムとEdgecrossを連携させ、生産状況とCO2排出量の両方を可視化することで、同社製品の有効性をアピールされました。
引き続き、Edgecrossの普及を目指した活動を御社と連携して進めて参りたいと考えておりますので、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。