パンチプレス金型

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技術情報

複合成型

下穴後の単独成形及び複合同時成形      写真 1~8
写真1,2は下穴後成形で、下穴は成形形状により径方向や左右方向に引伸ばされます。
写真3~7は下穴後バーリングとその他の形状を同時成形しています。写真3は表からと裏からを撮影。
写真8は下穴後上向角エンボスと下向カウンターシンクを同時成形しています。
 
       
 
  
 
   
 
下穴&上下向同時成形               写真 9.10
バーリングと他成形を同時成形で加工する場合は、成形伸びを考慮した小さい下穴が必要になりますが、成形高さが高くなるとこの小さい下穴が実際に加工出来ない寸法となる為、タイミングとして他成形を行いながら同時に下穴とバーリングをする事になります。更に、この様に同時に行う下穴はスラグ上りして製品をキズ付けやすい為、写真9の様にバリーング先端にスラグを残す状態にして問題解消します。
成形後抜き穴              写真 11.12.13.14
丸エンボスに丸穴の場合は、成形前の丸形状の下穴が径方向へ均等に伸びて拡大しても丸い形状のままですが、写真2の様に成形形状が異形状になると縦横の伸びが異なり抜き穴形状が変化します。それを避けたい場合や寸法精度を要求される場合は、成形加工後の打抜きを推奨します。

上記の事例以外でも複合成形等のご希望がありましたら、弊社までお問い合せ願います。

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