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> 成形事例[オーバーサイズ成形]
オーバーサイズ成形
成形サイズが大きくお手持ちのパンチプレス機の最大ステーションでも加工出来ない場合、複数のステーションを使用して分割し組合せにより可能となる成形があります。又、1つの金型で追打ちにより可能となるものもあります。成形事例 3.大口バーリングのエンドレスバーリングと4.のエンドレスヘミングも参考にして下さい。
写真IIは、図Iの様にA,B,C の3個の型を使用し、組み合わせて成形したものです。図IのA,B 部は Jステーションで、C 部が Fステーションです。
写真Iは、図Iの AとC の2個の型を使用し組み合わせて成形したものです。
写真IIIも図IIの様にA,B,C の3個の型を使用し、組み合わせて成形したものですが、(右側部分のC 部は写真に写ってません)Bの範囲を追打ちする事により、全体の長さを任意の寸法 (最小の制限はあります) にする事が出来ます。図IIのA,C 部は Fステーションで、B部が Jステーションです。
エンドレスルーバー
写真IVは、1個の型で追打ちにより全体の長さを任意の寸法にする事が出来ます。見栄えを考慮しピッチ2mmとしています。
図IIの様に長手方向の両端を別の型で打たない為、ダレた状態になっています。
単発型の1ヒットで成形するルーバー型では、窓口の切断と起こし成形を同時に出来ますが、エンドレスルーバーでは、追打ち時、切断と成形を同時に行いますと切断面がノコ歯状になる為、予め別の打抜き型でスリット穴を空けてから追打ち成形を行なう工程分割が必要です。