ヘミング成形は、1工程ではつぶせないため、下穴又は周囲を打抜き後に『L字起し曲げ』『鋭角曲げ』『ヘミング』の4工程で行います。
折り曲げることによりその端部は強度アップされバリ取り作業が不要になります。更に下穴 を打ち抜き後にタップ加工を行いますと、タップのネジ山が倍増しバーリング加工の代わりにもなります。この方法で行ったタップ加工の締め付けトルクは、バーリング部の薄い肉厚でのものより大きくなります。 一般的にバーリング後タップ加工では有効ネジは3山程度ですが、上記方法でSPCCt1.6にФ 3.3の下穴後に、M4-ピッチ0.7は有効ネジが4.5山できます。 |
追打ちのプログラムにより、任意の丸サイズや内R・外Rの加工ができます。(制限はあります) 工程は、(1)下穴後にインデックスツールで(2)エンドレスバーリングと(3)エンドレスカーリングを行い、最後に(4)ヘミングの追打ちをします。ホームページの「エンドレスのバーリング・カーリング・ヘミング」をご参照下さい |