建物の外壁・内壁のパネルをタレットパンチプレスで加工する場合があります。右の玄関内壁写真は、アルミ材板厚2mmを単発型で打ち、その後塗装したものです。ワーク全面に成形を打ちますとワーク全体に反りがでたり、平面部でもわずかな歪により光が乱反射して壁板として向かないものができることがあり注意が必要です。 |
ワーク素材となるアルミ材の選定 : 用途と特性を考慮して選定されますが、規格の記号・質別が同じであってもメーカーによりワーク全体の反り・成形の出来栄えに大きな差が生じる場合がある為、注意が必要です。 |
成形形状・高さの選定 : 形状見本は写真を参照してください。ワーク全体の反りは、単発型で成形高さが低い程少なくなります。又、形状のわずかな工夫で反り対策と見栄えがよくなります。グループ(多数個)型でワーク押え力が分散して弱くなり一見良好な成形でも平面部が乱反射することがありグループ個数を考慮する必要があります。 |